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語学サークル「レコチャイ」

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レコチャイからのお知らせ

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

コロナ禍という言葉がすっかり定着するほど、私たちは新型コロナウイルスによる影響をどのように避けて生活するかを日々模索しています。レコチャイも2020年3月以来は外出自粛を受けて拡大改装した教室から小さな教室へ引越し、授業の大半をオンラインやオンライン・対面ハイブリッドへと切り替えて対応してきました。

仕事やコミュニケーションのオンライン化により通勤・通学時間が減った分、自分時間が持てるようになり授業に参加し易くなった方もいる反面、変化対応の業務時間が増えたり、相変わらず出社している方がオンライン授業に間に合う時間に帰宅できなかったり、家族環境により自宅でのオンラインに対応できないという方もいたようです。

近所の学習塾や飲食店に多くの人たちが来ている状況を見るとまた教室をメインにしてもいいのではないかと思い、一方で講師と会場を準備しても人が集まらないのではないかという不安もあります。それでも対面での授業が少なくなって、メンバー同士の交流も減り、旅行や懇親会、スポーツイベントなどもなく、主宰としてはやはり寂しいですね。

ところで、昨年は仕事の関係で一年の半分を海外で過ごしました。
インドとミャンマーの間にあるバングラディシュという国で機械を設置するお仕事(商社マンとして)でした。
機械のメーカーは台湾と日本でしたが、コロナの為に台湾ではなくインドやコートジボワールから代役のエンジニアが来たところもあり、日本人・台湾人・インド人・コートジボワール人・バングラディシュ人という変わった組み合わせでの仕事でした。
最初に来た台湾人は英語が話せないので、中国語⇔英語⇔ベンガル語というやり取りになり、コートジボワールはフランス語がメインなので英語でのコミュニケーションに時間がかかります。雇った中国語の通訳(バングラディシュ人)は私よりも中国語ができず、4人も変えなければなりませんでした。途中何度もロックダウンでホテル待機や一時帰国となり、2回目の渡航では日本から行ったメンバー3名中2名(私以外)がコロナに感染して一人が入院する非常事態もあり、結局計3回渡航延べ6カ月間、人生で一番ハードな一年でした。

私のミッションは設置した機械を全て正常に稼働させることですが、私はエンジニアではないので、エンジニアにやってもらわないとなりません。英語や中国語のレベルが低いからと言って黙っていても時間と費用は浪費されるばかりです。片言でも筆談でもコミュニケーションを取るしかありません。その日に言いたくても言えなかったことはその夜に調べたり食事中に質問したりして、次回からは使えるようにします。ヤル気のない顧客ワーカーを乗らせる為にベンガル語で挨拶したり、言葉でふざけたりもします。
留学経験のない私ですが、留学したらこんな感じなのでしょうか。

唯一の楽しみとして毎晩仕事メンバーとビールを1~2本飲みながら夕食を取るのですが、その時に片言ながらも中国語や英語で30分も会話している自分に驚きます。自分は中国語が文法は中級クラスで会話は初中級クラスです。英語は初級~中級クラスです。それでも十分に会話していました。それは相手が私の言いたいことを想像してかみ合うようにしてくれているからなのですが、英語も中国語もできない同僚から見ると「ペラペラな人」に見えたそうです(笑)。でもうまく表現できなくて悔しい思いもたくさんしたので、その分いまは語学モチベーション絶賛アップ中です。そして、レコチャイにも疑似的にこんな経験ができる場が作れないかなと考えています。

皆さんと一緒におしゃべりしたい、旅行したい、遊びたい、レコチャイも盛り上げたい、さてどんな一年にしよう、色々と考えていますが、
今年の目標はとりあえず、「今年の目標を考える!」です。

レコチャイは1月5日から再開します。
今期は3月31日までです。新学期のクラス編成は3月に入りましたら現行メンバーアンケート等により決定して、3月中旬に案内します。

今年も語学サークル・レコチャイをよろしくお願いいたします。

主宰 青沼和茂